Rain Days

「君も、白狼会の奴と仲良いみたいじゃん」

「あたし、誰と仲良いの」

「誤魔化しても無駄だ。幹部と一緒に居るところも見られてる。それに、白狼会の頭と一緒にいるのもな」


確かに、ヒデとも、あおとも一緒に居たことがある。


「一緒に居たら、仲良いわけ」

「へぇ。強気だねぇ。でも、その強がりがいつまで持つか楽しみだ」


楽しみにされても、こっちは全然楽しくないんですけど。

ゆっくりと、こちらに近付いてくる男たち。

こっちは3人、あっちは2人。

分があるとすれば、2人の方だよねぇ。

少し休んだおかげで、体に酸素が廻った。

そのおかげで、先ほどより頭が回る。

辺りを見回し、近くに見えたショッピングモール。

あそこまで行けば、もう少し逃げやすいかもしれない。