「柚…」 ハッ あたし…… 「柚、無駄だったて……思う?」 あの努力の日々を…? あの楽しかった日々を…? 「……思わない…っ!」 そう言って明美の顔を見ると明美は今までに見たことのない最高の笑顔で笑っていた。 まるで向日葵が咲いたように 可愛い笑顔だった。