「結婚しないか?」

「え…」

ってのはユメであってそんな会話は一言もなく
クリスマスへと時計は回った。

「…雪…降るかな?」

「…寒いから降るんじゃない…?ってか美沙…重い…」

わたしは彼の太股に顔を乗せ、膝枕のようにしていた。

「…だって暖かいんだもん。春也も暖かいでしょ?」

「ま…普通…」

「今まぁな!って言おうとしたでしょ?」

「…」

彼は相変わらず冷たくい。

「美沙…じゃま」

っと耳元で囁かれた。

「きゃぁぁぁ!!耳元で囁かないでっいい声してるんだから…」

「…」

彼は昔プロの声優をしていたらしい…
何故やめたかは不明…