10代~突き通した我が儘~




18時を回った今、

爆音を鳴らしながら沢山の単車が集まり始めた。


「おぉ、すげぇな。」
「かっこいい~」

「…。」

当麻や新太、俺は興奮を隠しきれずにいた。

なのに、恭雅は、前を通る単車を睨みつけている。

「どぉしたぁ?恭雅!」

目線を俺にズラした恭雅は俺にこう言ったんだ。


「ぜってぇ、テッペンとる。」

あの時の恭雅の顔は2度と忘れないと思う。