恭雅と璃音ちゃんは、 俺らをおいて、別の世界に行ってしまった。 当麻と新太は、俺を必死に慰めた。 俺は、壊れた。 夢ちゃんすら、受け付けなくなった。 先輩達は、ずっと俺に頭を下げた。 その度俺は「気にしないで下さい」と言う。 誰も、悪くない。 俺が、恭雅を守ってやれなかっただけ。 すべて、俺が悪い。