腕の中

陸翔side

「陸翔早く仕事終わらせろよー」


「今日は組の仕事ないから急ぐ必要ねぇだろ」


「違うよ。誠くんは早くお家に帰りたいんだよねぇ」


「うっせぇ!!」


口々に騒ぎ俺の邪魔をしているこいつらは俺の側近。


いつもなら6時には会社を出て組の仕事でここ一帯を巡回している。


だが、気が変わった親父…組長が交替制にしてやると行ってきたのだ。


今日から1ヶ月は巡回している2時間が自由になる。


…はずだったのに。


「ほら。さっさと終わらせろよ。」