腕の中

彩香side

再び目覚めた私。


時計の針はちょうど2時を指していて、自分がまた寝ていたことに気づく。


外は明るい。


寝ようとしてなかったし、陸翔とお話してたのに笑ってしまうほど一瞬でまた寝てしまったんだ…。


ずっと寝てばかり。


でも今までこんなに寝たことなかったかも…。


何かに怯えながら寝ていた私。


そんな私がこんなにぶっ通しで寝たなんてすごい事だ。


座りたくなって体を起こす。


…あれ?頭痛くない。気持ち悪くもない。