腕の中

突然私を抱きしめている黒髪さんがそう言った。


…え?なんで?ほんとにこの人たちよくわからない。


「俺が調べたの!勝手にごめんねぇ?」


…赤髪さん。もーちょっと軽いのどーかしたらどうだろうか。


「そして、大変申し上げにくい話なんですが…貴女の家族に…縁を切られました…。」


…あぁ。とうとうこの日が来たんだ。


いつかは来ると思っていた。


「大丈夫です。どうせこれから死ぬんですし。ここ病院ですよね?ここのお金は親に請求してくだ「まて。死ぬだと?」」


請求してくださいって言おうと思ったのに黒髪さんに止められた。


「はい。死にたかったんです。前から。」