腕の中

抱きしめられたことのない私。


初対面なのにこんなに落ち着く場所は他にない気がした。


あぁ。腕の中ってこんなにあたたかいんだ…。


「と、取り乱してごめんなさい。もう…大丈夫です。」


数分たっておちついた私。だから離れようとしたのにさらに強い力で元に戻された。


「いい。俺がこのままでいたい。」


…え?なんで?意味がわからない。


初対面だよね…?どっかで会ったことあったっけ?


「陸翔。本気か?」


「あぁ。」