「早くバイト行けや稼ぐしかできねぇんだから」


と、父親に蹴られ、PM10:30の今。


いつものように全身ボロボロで夜間のビル清掃のバイトへと急ぐ。


ボロボロの長袖Tシャツをきて、


母親が捨てていたカーディガンを羽織、


これまた母親が捨てていたスウェットのズボンをはいて


真冬なのに拾ったクロックス。


傍から見ればホームレス状態。


あたりまえだけどそれでも恥じらいなんてものはない。


外に出て、普通じゃないことは小学生の頃から分かっていた。