楽しかった時間も終わって、家に帰るとき、真祐はついて来てた。
「家、入ってもいい?」
「あ、いいよ。誰もいないから。」
部屋…昨日掃除したばっかりだ。よかった。
なにも…ないよね…。
「なんか飲み物飲む?」
部屋に入ってから、そわそわしてる…。
緊張してるよね…。
「あ、じゃあ。なんでもいいからな。」
「うん。持ってくるから、待っててね。」
何言われるのかな。何されるのかな。
緊張と不安と戦いつつ、部屋に戻った。
「もってきたよー。」
「お、おう。」
ベッドに座ろう。落ち着かないや。
「となりいいか?」
「うん。」
なんかされるな。直感的に分かるや…。
そっとキスをしてきた、真祐。
そのまま、優しくベットに倒されていく。
「無理、すんなよ…?」
ゆっくりと、ボタンをはずされ、胸に手が来るとき。
手を抑えてしまう。
「怖い?」
「だ、大丈夫。」
「怖がらなくていいよ。俺に任せて。」
胸を触られてる…。不思議と嫌じゃなかった。
自分の初めてを真祐にあげてもいい…な。
胸から、そっと下にずらされ、手をいれられる。
「あっ…。ん。」
「怖がるな…。」
「んー…。あぅっ!」
体全部を、真祐の指だけでかき乱されてるみたい。
頭が真っ白…。
その後の記憶はない。でも、快感は覚えてた。
そっか、あたし真祐に初めてをあげたんだ…。