モテ子☆モテ男の恋愛事情。



聞こえたわけじゃない。

あたしに向けたものじゃないかもしれない。


でも、あたしの中にダイレクトに感じた速水くんの声と不敵な笑み。


あたしは速水くんからもう目を離せなかった。

ううん、違う。

もう、あたしには速水くんしか見えなかった。


すごくドキドキした。

胸はギューッと締め付けられて、息が出来ないほど苦しかった。

こんな気持ちは初めてで。

目の前にかっこよすぎる彼を見てるだけで、泣きそうになる。


…どうしよう。


なんて思いながら。

もう、どうしようもなかった。




あたし……


速水くんのことが、好きなんだ。