それを聞いた瞬間、私の目からまた大量の涙が溢れた。 「私…、私も、斎藤くんが好き…!」 パッと顔を上げて斎藤くんの顔を見ると、斎藤くんはくしゃりと笑った。 「ははっ、すげー嬉しい」 そんな笑顔にも、またドキッとする。 「……三浦」 ふいに名前を呼ばれてキョトンとしていると、唇に温かいものが触れた。 いま、私…、キス、された…? 「三浦、顔真っ赤」 「斎藤くんだって、赤いよ!」 そう言われた斎藤くんは照れながら笑った。 …そのときの笑顔は、今まで以上の笑顔だった。 . . .