「美琴見て!これかわいいよ!」 雑貨屋に着くなり、“目玉商品”の札があるネックレスを手に取るお姉ちゃん。 主にピンクが基調で、あまり派手じゃなく私の好みぴったりだ。 「うん…!かわいい!」 しばらくネックレスを眺めていると、お姉ちゃんが私に言った。 「じゃあこれ、買ってあげるよ」 その言葉を聞いて、ちらっと値札を見た。 そして、ぎょっとした。 「…いや、大丈夫!つける機会なんかないし!」