兄弟

｢よーし 春といったら出会いの季節！入学式で以外な出会いがあるかもよ〜｣
美樹ちゃんは相変わらずテンションが高いなぁ。
そのとき、秀が話し出した。
｢というかそんな事考えてていいの？入学式始まるけど…｣
私は時計を見た。時間は8時だったのだ。
｢え、嘘〜!?早く言ってよ秀〜！｣
私達は猛ダッシュで校舎へと走った。なんとか入学式に間に合ったものの後から先生に怒られてしまった。
｢はぁ〜 それにしても災難だったね｣
｢そぉだね〜 疲れた〜 ｣
私と美樹ちゃんはA組で同じクラスだった。秀はC組で教室が離れている。なので、今日秀とは別々に帰ることにした。
本音をいうと結構寂しい。それに感ずいたのか美樹ちゃんが面白い話で盛り上げようとしてくれている。顔に出てたのかなぁ……。気をつけよう！