「あーあ。ここ出たらどうしよう」



「もうここ出ること考えてるの?まだ随分先じゃない?」



「煩いなー。そういう事考えてなきゃやっていけないってば」



それから、僕は外の世界のことを教えて、彼女は中の世界のことを教えてくれた。