自殺少女と花見の少年

僕はほぼ彼女に引きずられるようにして下の階へ行き、リビングに入った。



「はい、これあんたの分。あとこれはそこの君の分」



「あ、ありがとうございます・・・」



手渡されたプラスチックの容器に入っていたのは美味しそうなミートソースのかかったパスタだった。

そして、温かいのできっと温めてくれたのだろう。