「まぁ、こんなのあるわけないもんねっ!」


陽菜はさっきの言葉が書かれていた雑誌を閉じ鞄にしまった。

「だよね〜、陽ちゃんとかが偽物だったら私一人ぼっちやないかい!ってね〜」


そう言って2人で笑いながら放課後の教室を後にした。