「ちょっと!お母様、落ち着いてください!」恥ずかしさのあまり、顔が真っ赤になってしまった。
「その顔は、したんだな。」お父様まで!
「ひ、ひみつですよ!」
「まぁ、秘密ですって!いやぁ!若いわねぇ!」余計、うるさくなった・・。
「着きました。」蒼が運転してたんだ。
「どうぞ、こちらへ。ホテルへご案内いたします。」ホテルに泊まるのか。
「莉子。ここに来たのは、遊びではない。
しっかり、私たちの仕事を学ぶのだ。」
お父様の顔つきが変わった。
「はい、お父様。」もう、浮かれてはいられないわね。拓海の事は、後で。
「明日は、5時に会議がある。このホテルの会議室で。4時には、起きろよ。」ってか、なんで私だけ、別の部屋なのよ!
寂しいじゃん!