莉子の恋はジェットコースター!?

それにしても、どうしたものか。
仕事で大阪か。
私、頭悪いのに平気なのかな。

「次の問題、本田答えてみろ。」やばっ!数学の授業なのに、集中してなかった。
「あ、えっと、・・ん?」分からん。考え事してた。・・
「俺が代わりに答えますよ。」拓海が、フォローしてくれた。
「(はぁ。助かった。)」私は、胸をなでおろしながら椅子に座る。
「莉子。珍しいね。答えないなんて。いつもだったら、どんなに難しい問題でも珍解答で笑わせてくれるじゃん。」彩香が、小声で話す。
「確かに。なんでだろう。頭が回転しなかった。」
「いつもでしょ。」
「失礼な!」
でも、本当に何にも思いつかなった。
その理由の正体は、仕事の関係で悩んでた
からか。・・