「あー、もう分かったよ。じゃあ、お口開けてー。はい、あーん♪」俺は、作戦に出た。いつも、莉子に甘い事しか言ってないなら、その調子で行こうってね。
「おいしい!」莉子が、にっこり笑った。
「そっか!俺、嬉しいよ。」
「ねぇ、拓海。キスしたい♪」へ?
「な、なんで?」やめろよ、これ以上。殺される。
「だって私、拓海の事大好きだもん!
キスしたいと思うのは、相手の事が大好きだからでしょ?」大好きって。俺、莉子に
こんなに素直に告白された事ない。
「俺も、莉子の事好きだよ?じゃあ、キスしようか!」理性が保てないけど、こんな莉子は、
初めてだから、絶対に逃したくないんだよね。

「うん!・・んっ!・・!」俺が、キスを軽くすると、莉子が嬉しい顔をした。