「莉子、大丈夫か?痛い所とかない?」拓海は、私の顔を見る。
「私のヒーローはいつも、拓海なんだよね。
どこにいても、どんな時でも、助けに
来てくれる。
どうして、私の居場所が分かるのさ。」
私は、少し放心状態だった。
「そんなの、決まってるじゃん。
愛の力だよ。莉子がいる場所は、俺にしか
分からない。」何そのまた、恥ずかしい言葉。
「はは!相変わらず、拓海って恥ずかしい事言うよね。・・・」その後、私は意識がなくなった。
多分、さっきの事で一気に抜けたんだ。