「ありがとうございました!じゃあ、彩香バイバイ!また明日!」私は、車を出てお礼とバイバイを言う。
「うん!またね!じゃあ!」
私は、一人トボトボ家に入る。
「はぁ。拓海、仕事の方が大事って言うのかな?
でも、拓海は私を大切にしてくれてる。
嫌って言う程その愛を感じる。
だけど、いざとなったら、仕事を選ぶの?」
私は、独り言をたらたら言ってた。

「選ぶのは、莉子だよ?」えっ?!
「た、たくみ?!」なんで、人ん家にいんのよ!
「莉子が今日、様子が変だったから、家に入れてもらったんだよ。
蒼さんに頼んで。」
そ、それはそうと、さ、さっきの聞かれてた?!
「莉子、何があったの?今度こそ、逃がさないよ。」私は、仕方なく拓海を私の部屋に入れた。蒼とかにも聞かれたくない事だし。