そうして、私たちの打ち上げは笑いに包まれて終わった。

「莉子様。朝でございます!お起きになってください。」蒼の声が聞こえる。
「ん・・」まだ、起きたくない。
「莉子様!」私の布団をはがす。
「まだ、眠いの!」私は、うっすらと見える布団を取って、かぶる。
「莉子~、起きないとキスするよ?」拓海の声?!
「ばぁっ!!」なんで、拓海がここにいるの?!
「ばあっ!ってw」拓海は、クスクス笑ってる。
「ちょっ!なんで、ここに拓海がいるのよ!」
「莉子様がなかなか、毎日起きてくださらないので。最終手段をとったまでです。」蒼の仕業か!
「ったく!」拓海は、ボケーっと私をじっと見る。