『ねぇねぇ。蓮君!』
凄い懐かしさを感じる。
『何?楓ちゃん。』

『ずぅっと隣にいてね?』

『もちろんだよ!僕、楓ちゃんのこと大好きだもん!』

大きなお庭ではしゃぐ小さな少女と少年。

それはまるでいつのことか…と懐かしさを感じさせる。

ピピピピ
『んっ…なんだ…』
戻りたい…
『楓………。』 

そう…これは
俺と楓のある年の物語。