キミと恋に落ちる可能性




「まあ関係ねえけどさ」



少し怒りを含んだその声を流して、あたしは手元の問題に集中した。


なんだかあたしの心が“その話には触れないで!”とヒナタに叫んでいるようだった。




* * *


「終わったあ!!」

「待てよ、今採点してやるから」


やっとヒナタの予測問題を解き終えた。


難しい問題もあって何度も頭を抱えたけど、この2週間で身に付けたものがポンッと浮かんできて割とスラスラと解くことができた。



「おい、寝るなよ」


「寝るわけないでしょー」


って言ったはいいけど、限界に近いあたしの体力は保たず、睡魔が押しよせてきた。


気持ちが良くて、このまま寝てしまいたいという衝動にかられる。