キミと恋に落ちる可能性




「まあまあ。今日でそのスパルタ授業も最後なんだし?頑張りなよ」


「…うん。そうだね」


明日は出来ることなら一生来ないで欲しかったテストの日だ。


スパルタ授業をこのまま受け続けるのは嫌だけど、賭けに負ける未来はもっと嫌。


明日を思うと今から胃がキリキリと痛んだ。



もし順位がメガネくんよりも悪かったら…?

もし付き合うことになってしまったら…?



そんな未来が怖くて仕方ない。





「じゃ、予想問題作ってやったから解いてみろ。この2週間勉強してきたお前なら解けるはず」


「…はい」



放課後、あたしは手元にある紙の機械で並べられた文字に目線を滑らせた。


テストそのものとも言えるこの予想問題。



その内容はあたしが苦手だったもの、先生が何度も説明していたもの、いつもの問題にひねりが加えられたもの…すごく考えられているものだった。