「あははっ、ラブラブね!」
お母様方は盛大に笑った。
それにしても笑いすぎじゃ…。
「二人は昔から仲が良かったものね」
「え、そうだっけ?」
「そうよー。ハナノってばヒナタくんにベッタリでどこに行くのも一緒だったじゃない」
「いや、ベッタリだったのはヒナタの方よ~」
そんなに仲が良かったんだ、あたしたち。
じゃあ、たまに夢で見る小さい女の子と男の子はあたしとヒナタ…?
記憶を巡らせていると不意にヒナタに腕を掴まれた。
「ちょっと、俺たちハナノの部屋に行ってきてもいいですか?」
「良いわよー。ごゆっくり」
おい。そこは止めるところだろ。
あたしはヒナタに手を引かれ、二階のあたしの部屋へと移動する。



