ふとソファーの方を見てみると、パパと紘斗さんがお酒を飲んでかなり酔っているようだ。
こうなったら二人とも、面倒くさいんだよなあ。
あたしの目線に気づいたママと真紀さんもどうしようもない父親たちにため息をつく。
「ちょっと淳!しっかりしてよ!」
「紘斗も!」
注意しても時すでに遅しって感じで、もう二人はベロベロ。
ママたちが呆れるのも無理はない。
「ハナノちゃん、男は慎重に選ばなきゃダメよ。こんな男なんてダメなんだから」
「そうね。…その点、ヒナタくんはよく出来た子よね。ハナノにもこういう男の人と付き合ってもらいたいものだわ」
「私もヒナタにはハナノちゃんみたいな子に…、っていっそのこと二人、付き合っちゃえばいいのに」
「そうよ!それがいいじゃない!」
おーい。勝手に盛り上がってくれちゃってるけど、親に決められるなんて溜まったもんじゃない。
まあ、本当につきあってるんだけどね。



