美樹はわかってくれてるんだ。 あたしのことをわかってくれてるんだ。 そして、あたしを正しい道へのヒントをくれる。 こんな親友に恵まれているなんて有難いことなんだろう。 神様と美樹には感謝の気持ちだけでは足りない。 「美樹、あたしちゃんとヒナタと話してくるよ」 ヒナタにちゃんと謝ろう。 それで、仲直りして、今まで通り幼なじみして、笑って、もしヒナタが好きな人と結ばれてしまったとしても応援してあげるぐらいでいよう。 あたしには、そのぐらいの覚悟が必要なんだ。