勘違いという恋の駆け引き



一旦熱が下がったが
やはりまた熱が上がり
少しのお粥にゼリー
食べれるものはそれだけ

水分補給を忘れずに
顔に滲む汗を冷たいタオルで拭き取る


寝室から出るのが嫌
優さんから目を離したくない
こんなに弱っている優さんを見ていると
心配で堪らない

病院に連れて行った方がいいのだろうか
時計を見れば
まだ受診可能な時間
けど、弱っている優さんを
私一人で連れて行けるわけない

なら絢斗に頼もうか
絢斗なら車もあるから、と
鞄を置いてあるリビングへ行こうとしたら、呼ばれた気がして振り向いた


けど優さんはベットて寝ており
やはり気のせいだと部屋を出た


携帯を取り出し
絢斗へと連絡すると
30分で行けると言われた

多分、仕事中だったと思う
けど絢斗は一大事だと理解してくれた