勘違いという恋の駆け引き




「俺が着替えさせた」


あー、やっぱり…
恥ずかしい気持ちはあるが
あの状況ならしかたがない
いや、寧ろお礼を言わなきゃならない立場


ほら、と
いつ買ってきたのか
林檎を向いてくれた


身体が楽になった
ベタベタな身体
今のうちにシャワーだけでも浴びたい
優さんに一応、聞いてみたら
わかったと、お風呂の準備をしてくれた
いやいや、シャワーだけでいいのにと
思っていたけど
シャワーだと身体を冷やすから
少しでも身体を温めろと言う


なんだか、お母さんみたいだ
ゆっくりお湯に浸かり
たっぷりかいた汗を流す


お風呂から上がれば
すでにシーツは新しく替えられてあった
シーツ…どこから出したの?
と、思ったけど
真新しいシーツ
もしかして、買ってきたの?


優さんは私と入れ替わりに
お風呂に入ってしまい
散々世話になって
もう大丈夫だからと、いうわけにもいかずベットへと入った