勘違いという恋の駆け引き




「男は慣れてるんだろうな、絶対見えない場所を殴ったり傷つけたり…。この前、小森を問い詰めたが…大丈夫しかいわねえんだ。この前の休みも大したいた仕事じゃねえのに、出勤してた」


「今回、出張に引っ張って行ったが、明日はどうなるかわからねぇ。一応、休み返上させたから明日の催事が終われば休ませようと思うが…男がな、」


はぁー、とハンドルに項垂れる絢斗
こんな姿、初めて見た



「絢斗、お前いつから知ってるんだ?」


あんなに毎日一緒にいる俺が気がつかないなんて、とショックもあったが
何よりも、そんな辛い思いをしているのに隠して毎日笑顔でいる澪ちゃんに
俺は胸が痛い



「初めて知ったのは…店長らとの飲み会。だが、小森にハッキリ問いただしたのは、2ヶ月…いや1ヶ月前くらいだ」


そんなに前からだと思うと
今まで俺は何を見てきたのかと後悔だ