先輩、わたしじゃダメですか?




「夏澄、広斗先輩と上手くいったの?」


「え?コウくんなんで知ってんの?」


「口元ゆるゆる。ニヤけ凄いよ?」


「ウソ!恥ずかし〜」


「でも、よかったな。
実は、オレも恵ちゃんと付き合うことになった」


頬を赤らめ、笑顔でピースをしてみせるコウくん。



「いつ⁉︎昨日⁉︎」


「うん。実は恵ちゃんから電話きて…」



すげえ恵。

あのあとちゃんと行動したんだ…



「参っちゃうよな、オレだってちゃんとした告白プラン考えたのにさ?」


「んなこと言って、凄い嬉しそうだよ?」


「おう。次の試合今なら得点王なれる気がする。」


「そりゃ頼もしーな。」




嬉しいことが2つも起きるなんて。

何言われてもやっぱニヤけ止められないよ〜。



「そいえば、上手くいったら1番にお祝いするって言ってくれたよな?何してくれんの?」


「あ、そっかー。
って、コウくんも言ってくれたじゃん!」


「オレはもう色々考えてるよ?」


「え!何!?」


「ヒミツ〜」


「…ケチ」