先輩、わたしじゃダメですか?




「昨日は、ごめん。なんか不愉快な気持ちさせちゃったよな。もうしないから。」


「…して?」


「え?」


「わたしにはよくわからなかったけど、友達はそれはヤキモチだって言いました。
ヤキモチなら、ちょっと嬉しいから…」


先輩は、黙ったままだった。


「…先輩、わたしじゃダメですか?」


「…え?」



はッ!
何言ってんだろわたし…!


なんか雰囲気にのまれてなんて大胆なことを…!


恥ずかしい…死にそう…


でも、ちゃんと気持ち伝えなきゃ。

逃げてちゃダメなんだ。



「わたし、ずっとずっと先輩が好きでした。だから辛くても応援し続けてきた。
先輩が辛いとき、悲しいとき、そばにてあげる。わたしが、先輩を笑顔にする。」


「…夏澄」


「わたし、先輩のこと、絶対傷付けたりしません。」



言った。

ちゃんと言えた。



あとは、先輩の返事を待つだけ。


どんな結果になろうと、
後悔はない。