先輩、わたしじゃダメですか?





あ、本屋さん寄ってこ。



駅前の本屋さんに立ち寄って、
雑誌コーナーを探す。



なにかサッカーの雑誌とかあるかな。

初心者向けのようなものがあれば、買って帰ろう。



「あれ、橘さん?」


後ろから誰かに話しかけられた。


振り向くと、同じ高校の男子生徒。




あ、えーっと


「竹田…くん?」


「あ、よかった。覚えてくれてて。
改めまして、竹田孝志(タケダコウシ)です。」


「たっ…橘 夏澄です…」


「知ってる。橘さん後ろの席だし!
橘さんサッカー好きなの?」


「え?」


「サッカー雑誌持ってるから」


みようと思って手に取った雑誌。


「あぁ、好きというか、まだ全然初心者なんだけど…マネージャーやろうと思って。」


「え!いーじゃんっ♪
オレ、サッカー部入る予定だからよろしく」