先輩、わたしじゃダメですか?





「もう夏澄のせいで疲れたよ〜」


「ほんと。次カラオケ来るときは部屋別にしてもらわないと。」


「ひどーい!誘ったのそっちじゃん!
まぁ、でもスッキリした!ありがと!」



わたしが2人に笑顔を向けると、
2人も同じように笑みを浮かべた。



「かわいいなぁ夏澄は〜!」


「わっ!もう恵頭くしゃくしゃしないでよ〜髪崩れるじゃか〜」


「広斗先輩のことは忘れて、新しい恋探せよな?」


ぽんぽん。

え、何この頭ぽんぽん…
軽すぎず、重すぎず、、

なんて爽やかなの!!


「コウくん!今のよかった!ワンモア!」


「え?」


「ほら恵も見習って!このぽんぽんって感じ!優しさが溢れてるよね、うん。」


「ぷっ…あはは!もうなんだよ夏澄ビックリした〜。」


「え?何が?」


「ううん、なんでもないよ。
夏澄が夏澄でよかった。それだけ。」



「…うん?」




なんだ?

ん??もしかして恵なんか勘違いしたのかな?


わたしがコウくんにはれたほれた的なこととか思ったのかな?



んなわけないじゃん。

友達の好きな人とるわけないし、
コウくんなんか恋愛対象外なのさ!