「うわ〜!屋上初めてきたけど、結構気持ちいいね〜!」
屋上は床の半面が人工芝という洒落た作りになっていて、2人でそこに寝転んだ。
「わたし、恵にまだちゃんと言ってなかったけど、広斗先輩が好きなんだ。
…まぁ、気づいてたと思うけど」
「うん、知ってた。
まぁ〜グラウンド隣で使ってるしね」
「でも広斗先輩は友香ちゃんが好きで、だから、わたしこの気持ち出しちゃいけないって思ってたんだ。」
「友香ちゃんって、同じマネージャーの先輩だよね?」
「うん…わたしの幼なじみ…」
「そうだったんだ…」
それから、
昨日のことを全て、恵に話した。
広斗先輩が手を繋いでくれたこと。
友香ちゃんが泣いてたこと。
それを見て広斗先輩は友香ちゃんを家まで送って行ってしまったこと。
わたしは、置いてけぼりにされたこと…
「わたしやっぱり、諦めた方がいいのかな。友香ちゃんと広斗先輩見てると辛いんだ…」
「でも、その、友香ちゃん先輩には彼氏がいるわけだし、まだ諦める必要はないんじゃない?」
「友香ちゃん先輩って(笑)」
「え〜だってなんで呼んでいいかわからないんだもーん。」

