先輩、わたしじゃダメですか?




「何があったか知らないけど、あたしでよかったらいつでも相談のるからね?」


「ありがと恵…
頭ん中整理できたらちゃんと話すから、待っててくれる?」


「もちろんだよ。」



わたしはゆっくり歩きながら、
恵の横で静かに泣いた。


恵は何も言わずに、ただただ背中をさすって、泣き止むまで一緒にいてくれた。




「ごめん、じゃあここで。」


「うん、もう大丈夫?」


「大丈夫じゃないかな…でも、ありがとう。だいぶ楽になった。」


「よかった。じゃあまた明日ね。」



恵とは家への帰り道が途中で別れるから、そこでバイバイ。

だけど、コウくんとの花火、きっとすごい楽しみにしてたはずなのに、
わたしのせいで台無しにしてしまった。


ほんと、ごめんね恵…