先輩、わたしじゃダメですか?





「なぁ夏澄!
明後日部活終わったらさ、ヒマ?」


帰り道、
部活メンバーとワイワイ帰っていると、コウくんに話しかけられた。



「うんヒマだよなんで?」


「オレらみんなでお祭り行くんだ!
一緒に行かね?」


「行く!楽しそう!
…あ、恵誘ったほうがいい?」


「ばッ、別にそんなん!」


「わかったわかった。
今日恵に連絡するよ。」



ヒューヒューと、
周りの部員に冷やかされるコウくん。



「うっせーよお前ら!」


「で、メンツは?他に誰くるの?」


「えっとー、オレと達哉と龍平と…
あと広斗先輩と和樹先輩かな!」




広斗先輩も来るんかい!!




「…浴衣着たほうがいいですかね?」


「あー!いーね!
…(ボソ)広斗先輩も喜ぶんじゃない?」


「…なッ!?」



何故それを!?



「いつから知ってたん!」


「夏澄見てればわかる。
わりとみんななんとなく気付いてるよ」





ひ、ひぃ。


なんてこった…



「そんなにバレバレだったかなぁ〜」


「まぁ〜、広斗先輩鈍いから気づいてないんじゃない?」


「だといいですけど…」