先輩、わたしじゃダメですか?




「夏澄貸して?」


「広斗先輩!メニューは?」


「もう終わった。」


「さすが…」



広斗先輩はこのカゴの操縦方法を熟知してるみたい。

うまく引っ張ってる。



「いつも手伝わせちゃってすいません」


「いーの。気にすんな?」


「ありがとうございます…」


「夏澄っていつも可笑しいのにそういうところ律儀だよね」


「え?そうですか?」


「うん。オンオフ出来てるの、すごいと思う。そういうところ、夏澄のいいとこだよな。」



グハッ…


わたしのハートに矢がささりました…





「はい。じゃあ練習戻るね」


「ありがとうございました!」



いつもの定位置まで
持ってってくれた。


わたし結局何もしてないや!


ほんと広斗先輩って、
優しいよなぁ〜…