先輩、わたしじゃダメですか?





「かーすみ!どした?ボーッとして」


「あ、恵〜どうしたの?」


「いやだからあたしが聞いてんだけど」


「あ、そっか。」



さっきのこと考えてたらボーッとしちゃってた。



「ほんと大丈夫?なんかあった?」


「ううん、なんでもないよ」


「そ?」


「うん、心配かけてごめん」


「ならいいけど…」




自分の気持ちがよくわからない。


だから恵には悪いけど、
話せる気になれなかった。



「次の授業なんだっけ」


「数学だよ」


「やった純ちゃん先生だっ」


「夏澄ってわかりやすいね」