先輩、わたしじゃダメですか?




ーガタンゴトン…
ーーガタンゴトン…



電車に揺られ、窓の外を見つめる。


まだ早い時間だから、電車も混んでいない。




今日から朝練開始。




「あ、おはようございます…
早いんですね。」


学校に着くと、三神先輩はもう練習を始めていた。


朝練は7:30から。

今はまだ6:50。


早く来すぎたと思ったのに。
部長…だからかな。




「えーっと、夏澄ちゃんだっけ?」


「はいっ」


「よかった。俺、名前覚えるの苦手でさ。あ、俺の名前わかる??」


「もちろんですよ!三神広斗先輩…」


「ありがとう」



うわああぁ


三神先輩と話してるよ〜…




カッコいいなぁ。


見れば見るほどイケメンだぁ、、




「てか、夏澄ちゃんも早いじゃん!」


「あ、朝練とか初めてで…ドキドキして眠れなくてっ」


「ははっ遠足前日の小学生みたい!」


「ひどーい三神先輩!」


「広斗でいーよ」


「あ、はい…広斗先輩…」


「みんなそう呼ぶから、その方がしっくりくる。」



あ、そうかそうだよね。

ドキっとしちゃったよ。


バカだなぁわたし。