☆お見舞いに来てください☆


最近母から毎日のように連絡があるけれど、軽くシカト。

早くお見合いを進めたがってるのがみえみえで、どうしても出る気になれない。

もちろん、璃子は絶対に無理だと始めに断っているのだが、一度決めた母の執念は悪霊より恐ろしい。

しつこさ余って憎さ100倍。

そんな様子を見て、最近じゃあ璃子もこのままじゃいけないと、ある決意さえ固めつつあった。

もうこうなったら母と直接対決するしかない。

やっぱり自分の人生は自分で決めないと。

母や姉の心配する気持ちも分かるが、私自信の気持ちだって大切なんだと改めて気付いた璃子は、週末にでも実家に帰ろうと決めていた。


そんなこんなんで今日も無事に1日も終わり、家路につくと、暫くしてピンポーンと来客を知らせるインターホンが鳴った。

見れば水嶋の姿があり、驚いた璃子は部屋着のまま急いで玄関の扉を開けた。