「仁科さん、あなたを必ず振り向かせてもらいますから」
「水嶋さっ」
「これは宣戦布告です。あなたをきっとものにする。だからとりあえず今はまだ良き友達として仲良くしてくださいね」
璃子は息が止まるかと思った。
突然感じた水嶋の温もりと優しい腕の力、抱き締めれたんだと気付いた時、璃子の全ての思考回路が破壊されたような気がした。
水嶋さんってこんなに情熱的だったんだ。
こんな強引なところもあるんだ、と、
璃子はこの時、水嶋の熱い思いをダイレクトに感じ、ただただ唖然として受け止めることしかできなかった。



