☆お見舞いに来てください☆


………えっ?


そう言われ、璃子は瞬きを繰り返す。

向けられた言葉の文面が思考の中で整理できず、ただただ言葉をなくしてしまう璃子に対して、目の前の水嶋は何かを覚悟したような鋭い輝きを放っている。


「僕はあなたが好きです。だから諦めたくない。仁科さんにとって僕が少しでも好意を抱く対象にいるのなら、このまま簡単に手放すことなんかできない。
ましてや、他の男性に取られてしまうことも嫌ですから」

「水嶋さ……」

「約束します。必ずあなたを夢中にさせてみせます。あなたが今抱えてる不安や問題なんかどうでもなくなるぐらい、仁科さんに僕のことを好きにさせてみせますよ」


水嶋の瞳が何の迷いなく、璃子の瞳へと突き刺した。

まるで宣戦布告?

こんな告白は予想外だ。

璃子の思考回路はあやうくパンク寸前に…、


「だから覚悟しておいてください」そう言って再び璃子の左肩に水嶋の手が乗せられた時、璃子は水嶋の並々ならぬ熱い思いを感じた。

そしてふいに引き寄せられる感覚がして、璃子はその場に少しよろめいてしまう。