☆お見舞いに来てください☆


それを聞き、璃子はビックリしてすかさず否定するように声をあげた。


「いえ、まさかっ!さすがに最初聞いた時は驚きましたけど、何も副社長を怒るまでは…」

「そうですか。…ではなぜ?それなら最近僕と会っていただけないのでしょうか?」

「っ、それは……」


璃子は口ごもった。

確信をつかれ、上手く言葉が出てこない。


これは素直に言うべき?

このまま言っちゃってもいいの?

だけど一瞬悩んだが、臆病かつ小心者の璃子には本当のことなど言えやしない。こう答えるのが精一杯だった。


「あの、メールでも伝えた通り、ここのところ本当に忙しくて、自分でも落ち着いた時間がとれないというか…」


だって、金持ちとは付き合えません!なんて口がさせても言える訳がないじゃない。


「それは本当ですか?」

「ほ、本当です」

「では、僕のことを嫌いになったりもしてません?」

「もちろん!」


そんなことはあるわけない。

むしろ好きになりすぎて正直困ってるぐらいだ。