☆お見舞いに来てください☆


だから私も素直になれる。
正直に話したいと思ったんだ。


「先生はもう十分ですよ。頑張ってます。だから私も正直に中嶋さんのことを話そうと思ったんです」


気付いたらそうしなきゃと思った。
先生に誤解をされるぐらいなら全部さらけだそうって。
本当のことを言わず拗れるぐらいなら、先生に何もかもを知ってもらいたいって思ったの。


「私も先生には誠実な自分でいたかったんです。ちゃんと素直になりたかった。いつも先生が私にしてくれるから」


いつの間にか涙は渇いていたけれど、その代わり熱い思いが顔を出す。
少し目を見開いた先生を純粋に好きだと思った。


「先生だけには嘘を付きたくないって。自分を分かって欲しかった」

「それって……」


先生の顔が期待に満ちたものに変わる。
きっともう私の気持ちに気付いてるんじゃないだろうか?
そう思いつつ、先生は遠回しな聞き方をする。


「俺こう見えて単純だからね。そんな言い方されたら勘違い…、というか期待しちゃうよ?」

「あ……はい」


顔を赤らめた私に先生の目の色も変わる。
けどもう否定することはやめた。


「大丈夫、です」

「それって、未来ちゃんも同じ気持ちだって自惚れていいわけ?」


熱く視線が交わったあと、私は照れながら頷いた。