☆お見舞いに来てください☆


それからも特に何も変わらない日々が続いたけど、私はどこか不安定だった。
先生は相変わらず優しいのに、三島先生とのツーショットを見ると意味もなく不安にかられた。

べつに不安になることなんてない。
三島先生には旦那さんがいて、秀先生の私への思いは十分伝わってきてるから。
なのに心苦しくなるのはどうしてだろう…。

そんな時だった。
昔懐かしい意外な人に会ったのは。



「……未来ちゃん?」


懐かしい声を聞いてまさか、と思った。
こんな所に居るわけがない。そう身構えたのに、「やっぱり未来ちゃんだよね?」そう断言された時ゆっくり振り向いた。


「あ……」

「やっぱり」


顔を見た瞬間驚いた。
"再会"というのはいつも突然やってくる。
こんなことってあるの?何年ぶりだろう…
まさかな偶然があるなんて。


「中嶋、さん……?」

「そう、久しぶりだね」


久しぶり会った彼はメガネをしていなかった。
だから一瞬雰囲気が違い本当に彼?だと失礼ながらもまじまじ見てしまった。
けど笑った時にできる目尻の皺。そして穏やかな口調。

ずば抜けて容姿が優れてる訳ではないけれど、平凡な顔立ちには優しさが滲み出ていて親しみがもてる人。
そう、確かに中嶋さんだ。