☆お見舞いに来てください☆


おまけに私の体の上には先生のスーツの上着が掛けられてるみたい。
それが尚更温かくて心地い。
まるで先生の体温に包まれてるようでホッとする。

もう少しこのまま。まだ寝ていたい。
結局私はそのまま起きるのをやめてしまった。

コトッと机にグラスが置かれる音が聞こえ、意識がそこに集中する。


「楽しそうで何よりだわ」

「そりゃあ、ずっと目に入れていたくなるほどの可愛さだからね」

「貴方も相変わらずね。て言うよりさらにパワーアップしてない?そんな甘ったるい言葉がぽんぽん出てくるなんて…」


これは私のことを話してるんだろうか?
聞き耳をたてるつもりはなかったけれど、急に恥ずかしさが込み上げてくる。


「そう言えば体調はもう大丈夫なのか?まだ本調子に戻ってるわけじゃないんだろ?」

「ぼちぼちよ。以前よりはずっといいわ。じゃなかったら今日こうして此処にいないわよ」

「あんまり無理はしないこと。今が大事な時なんだから」

「分かってるわよ。私を誰だと思ってるの」


よく分からないが水島先生って体調が悪いの?
聞こえてくる会話の節々にニョキッと疑問が顔を出す。


「自分の体は自分が良く知ってるわ」

「よく言うよ。いつもギリギリまで無理したあげくぶっ倒れるくせに。そんな奴に言われても説得力はゼロ近い」

「はいはい、すみませんねー」